ぼちぼち。

来週あたりからなのパ(落ちてたらどっかで委託)での頒布物情報を少しずつ解禁していこうと思いますです。
 
とりあえず第一のヒント。
 
http://number.goo.ne.jp/
 
 
んじゃカーテンコール最新話更新しますねー。
 
書いててキャラ苛め(ヘイト的な意味でなく)にわりとうはうはしてる自分はどうしようもない変態だと思いました(ぉ
 
 
↓↓↓↓
 
 
 
− − − −
 
 
 
 
 まさに、星さえも砕く一撃が、ゆりかごの上空を輝きに満たしていく。
 その魔法の名は、スターライトブレイカー
 
 放たれた星の光に、けっして二矢目はない。それはおそらく術者にとって、できうる最大最後の一撃。しくじることのできない必殺の一射であったはずだ。
 だから。
 
「だ、か、らぁ……本物が姿を現しているとは、限らないんですよぉ、おバカな悪魔さん」
 
 これで、あちらは詰んだはず。シルバーカーテンによる光学迷彩を解除しながら、クアットロは渾身の一撃を無駄に浪費したエースを嘲う。
 
 エースオブエースの力も、流石にもう限界のはずだ。もはや、この手の中にある聖王の器を奪い返すだけのものは残っていないだろう。
 内部から弾ける、桜色の鎖を。煌々と照らし出される空戦魔導師の姿を、クアットロはひととき上がった脈拍をつとめて落ち着けつつ、眼下に俯瞰する。
 
「──やっぱり」
「……え?」
 
 だが、エースに動揺はない。戦場の喧騒の中にあってはか細く小さなその呟きが、彼女を嘲ったクアットロの左右の耳を打つ。
 
 取るに足らない、ごく短い言葉であるはずの。手負いの敵の、漏らした声が。
 
 同時に、彼女の鋭敏な知覚は、そのひとつの聴覚をして更に、鼓膜を震わせる規則的な風鳴りの違和感を受け止める。
 絶えず揺れ動く音。モーターと、車輪と。そして呼吸と。それら全てが一体となり、風を切って迫っている。
 聴いてすぐに、理解した。これは、あの空戦魔導師の発しているものではない。
 
「姿を隠すのは、なにも」
 
 エースの言葉は、決して失敗による自失の味には満たされてはいなかった。あるのは狙いすました作戦通りにことが運んでいる、ただそれだけによる──溢れんばかりの自信。
 
「──なにも、幻術だけじゃないっ!! スバルッ!!」
「っ!!」
 
 後ろを、下を。ひたすらあちこちを移動していた音が、急激にそのノイズを至近に迫る耳障りなものへと変えていく。
 
 その根源、張本人たる相手が現れたのは────……真下!!
 
「これは……空気のっ!?」
 
 爆煙覚めやらぬ眼下を割って、蒼い光の道が一直線に伸びる。間一髪避けたクアットロの、今いた場所を通ってそれは幾重もの螺旋を描き彼女を追う。
 その直上を駆け抜けるは、鋼の疾駆者。そしてその使い手たる、蒼き魔力光の陸戦魔導師。
 
 右腕のリボルバーが、高速に回転している。疾走する彼女──魔導師の周囲を、遠心力により絶えることなく発生するその風に包み込んでいる。
 
『Revolver storm,and Storm Vision
 
 蒼き光を包む風が、揺れる。揺れるたびに、内側の少女もまた、姿形を揺らめかせ、風の中に掻き消えていく。まるで、幻のように。現れては消えてを、繰り返す。
 
 光の、屈折。クアットロは相手の戦法をそう理解した。
 周囲を覆う風と空気の層で、光を歪める。屈折させる。風が歪めている。
 ゆえに、姿が消える。収束砲撃の眩い光とその残滓は、そのための囮。そして、彼女の姿を包み隠すための光源、ただそれだけでしかない。
 
 つまり、正反対ということだ。
 クアットロは、砲撃の光から隠れていた。
 一方あちらは、光の中に隠れることを選んだ。光の中に身を潜め、こちらの目を欺きながら──攻め立てる道を採用した。
  
「こっち、だああぁぁっ!!」
 
 上。疾い。いつの間に。考えが追いつく間もなく、避けた相手は再びクアットロの視界から滲み、消え失せる。
 単純かつ、魔法によるものでない。視覚的な光学迷彩に対して有効と呼べる装備は、生憎用意してきていない。
 目だけでは追えない、判別できない。とてもじゃないが、疾すぎる。音だけではどちら側から来るのか把握できない。魔力探知のセンサーでぎりぎり避け続けるのがやっとだ。
 
 本命と思っていた相手の一撃が、囮。気づいたところで、それは後の祭り。
 それはまさしく、このまま同じ状況が続くならば、クアットロにとって、命取りとなりうる誤算だった。
 
 
魔法少女リリカルなのはstrikers 〜Curtain call〜
 
第十七話 星の光 後編
 
 
 眼前を切り裂くのは、自分のインパルスブレードとは違う光の刃。紅の色をした──二刀の剣。
 その正体を、認識し。深き蒼の前髪を散らして、もっていかれながら。トーレはわが身を翻す。
 
 ──妹が、そこにいた。先刻より相手をしていた一人ではなく、それまでの彼女も含めもう一人。あわせて二人。
 
「ディードか──……いつの間に、入れ替わった」
「……さっき、です。ティアナ姉さまの、オプティックハイドで姿を消して」
 
 刃で斬りつけた相手。タイプゼロ・セカンドが眼前より空中に溶け、直後己が後方にいたはずのクアットロたちへと襲いかかったのはほんの数瞬前のこと。
 
 必中を期し、確かに当たったはずのブレードの手応えが、なかった。 そして気付けば、敵は後ろにいた。
 後衛のクアットロが、攻勢に晒されていたのだ。トーレ自身の目の前には、ひとり。ノーヴェのみをただ残して。
 
「ここは、ウェンディと二人で押さえるから、と。行かせてくれました」
 
 ならば、と。
 
 消えては現れ。現れては消え。姉妹へと猛襲を繰り返す敵と、防戦一方の姉妹。その状況に対しトーレが出した結論は、先にノーヴェを潰すことだった。
 あちらの攻め手が一人増えた分、こちらの相手はノーヴェひとりになっている。それを先に叩き潰せばおのずと、戦況は再びこちらの優位となる。
 
 だが、そうしてドゥーエとの連携の中ノーヴェへと打ちはなった、頭部めがけた必殺の一撃は、予想だにしていなかった増援に防がれた。
 もう一人の、妹。別の次元で相対し、ごく短時間の交戦に入り離脱して以来となるディードのツインブレイズ、その交差された左右の剣によって。
 
「幻術が使えるのは、クアットロ姉さまだけではありません」
「……の、ようだな。失念していたこちらの不手際ということか」
 
 これで、数の上では再び等しいものになった。トーレの前で構えを解こうとしない二人は、いずれも彼女自身が戦の技を授け、教えた妹たちである。
 手塩にかけた──トーレなりに、自分にできる形でそれなりに愛情を、鍛えるという手法で注いだ下の姉妹だ。
 
 しかし。
 
「止めることは、できないのですか」
「くどいぞ。拘置所からの脱出の際にも言ったはずだ」
 
 ディードからの、逡巡に満ちた声。それに応じながらも、ドゥーエからの視線に目で頷く。
 作戦はすべて、頭の中に入っている。それを歪めるような私情など持ち合わせてはいないし、必要とも思わない。
 たとえ敵対しているのが、妹たちであったとしても。それを遂行するのに、邪魔であるというならば手加減も、手心も加えはしない。
 
 あちらの揺らぎなど、知ったことではない。戦闘機人でありながら、こちらにつかぬというのなら。とる対処は決まっている。
 叩く。斬り伏せる。押し潰す、破壊する。その意志を確固たるものとするのに必要なのは、一瞬の瞑目のみだった。
 
「私たちは敵だ。姉妹の情など捨てろ」
「──!! っ……はい……」
 
 妹たちの表情が、苦渋に満ちていようと関係ない。短く吐き捨てたたった一言が、彼女らに対する『姉』としての情。それ以上は、持たない。必要としない。
 自分は戦機。戦場で優先されるのは勝利であり──情ではない。
 
 せめて、勝負を決める際には一瞬で。その程度に気をつけてやればいい。トーレにとっての情とは、そこまでだ。
 
 もうすぐ。クアットロの算段どおりならば、この戦闘によってすべてはこちらの手中におさまるのだから。
 聖王の器も。ゆりかごも。
 
 そして──……、いわば、『材料』も。すべて、揃う。
 
 それを成し遂げるために戦う。戦って、敵対勢力を排除する。自分がするのはただそれだけだ。

*   *   *

「セインさん!!」
「いいから、二人は大人しく寝てる。だれかをどこかからかっさらってくるなんて芸当は、アタシのダイバーのほうがよっぽど向いてるんだからさ」
 
 ベッドの上から身を乗り出す少年少女を制し、セインは医務室を出る。落ち着いた、ゆっくりとした足取りに。
 そして。扉が背中の向こうで閉じてからは、遠慮も慎みもない、急ぐ駆け足で。
 
 冗談じゃない、と思った。
 すべては、エリオたちから伝えられた敵勢力の人間が吐いていたという、言葉。彼らが耳にしたという明確な対象を示す単語。それが、セインを急がせる。
 
「『ゆりかごと、聖王と。素材となるべき存在を手中に』──こりゃ、やばいなんてもんじゃないって……!!」
 
 与えられた情報は、まだぐるぐると整理しきれぬまま脳内を浮いては回っている。だが今は、それをまとめるより急ぐのが先決。
 
 おおまかな状況はもともと、セインも聞いたうえでこの任にあたっていた。──ギンガたちの得た、その範囲で。
 
 だが、エリオとキャロより得た新たな情報の量と質とは、明らかにその範疇を超えている。
 そして、ギンガやこの部隊の面々が立てていた予測と、その凌駕した部分は方向性が明らかに異なっているのだ。
 
 重なる部分も、確かにある。けれど、予測の範囲を超えた、重ならない部分があまりに、大きすぎる。
 それは、限られた情報によって立てられた推測と、あらたに届けられた確定情報の、埋めようのない正確性の差だ。
 
 推測と、事実。それらのうち、どちらが正確であるかなど、無論一目瞭然。
 ギンガたちは得られた、与えられた情報の中で予測を立て対策を講じていたのに対し、エリオたちは、彼らを捕らえていたその相手の口から吐き出される言葉を直接耳にし、セインへとそれを伝えたのだから。
 
 すなわち、事実と推測の間に生じた齟齬。セインがきくかぎり、それはけっして看過できる軽いものではない。
 もしかすると──いや、かなりの確率で、事前に立てられていた対処法、あるいは現場の判断だけでは応じきれない。
 予想を、事実が完全に超えてしまっている。
 
 囚われの身であった最中、エリオたちが見たという事象の数々。ケリュケイオンに残された映像。そして前述の、言葉。
 予想が現実を下回った以上、それら証言・物証から導き出される答えに対しては──何もおそらく、対策はなされていないのだから。
 
「『レリックをつくる』だなんて……っ」
 
 また、同時に。部隊の戦力はほぼすべてが、それぞれの持ち場につき任にあたっている。
 動けるのが今自分だけであるということを、セインは熟知していた。そして、万一戦場に綻びが生じる際に、動ける者がいなくてはならないということも。
 覆される予想。超えられた推測。それを、補う人間はそういう状況では、常に必要とされるのだから。
 
 ゆえに、不慮に備えなければならないのは間違いなく、自分だった。少なくとも、その立場にいるのがセインであるというのは間違いない。そう、自覚できた。
 
*   *   *

 ヴォルテールが、動く。その黒く強靭な巨躯の右腕を、薙ぎ払い、打ち落とさんとスバルにむけて。
 
「でも……!! キャロのようにうまくは、連携できてない……っ!!」
 
 振りぬかれた腕の、その指先を着地点として利用させてもらう。跳躍にあわせ再び風を身に纏い、ウイングロード上を駆け抜ける。
 敵性対象は、二人。だが、それもこちらに対応しきれていない。
 着弾と同時に、光を放つよう設定された閃光弾による、エースオブエースの支援射撃は同時にスバルの身をくらませるいい障壁にもなっている。
 そのうえで──裏切りの魔導師へと、長槍を手にした彼女は打ちかかり、スバルが残るひとりへ向かい攻勢に集中できる構造をつくりあげている。
 
 さすが、の一言だった。
 
「ノーヴェたちの、ためにも……っ!! ここで止めるっ!!」
 
 迷彩の内側から、リボルバーシュートを乱れ撃つ。聖王の器を抱えた上半身ではなく、下半身を狙う。
 当たらなくてもいい。当てる必要はない。こちらのペースを維持する、ただそれだけが意義の、大雑把極まりない射撃だ。
 
 師の守り通した子を、自分が取り返す。孤立戦を戦い抜き、力の殆どを消耗した彼女に代わり、意を遂げる。そのために。
 
「スバルっ!!」
 
 ノーヴェが。ディードが彼女らの姉を抑えてくれている。なのはさんが、舞台を整えてくれている。これ以上、皆に無茶を強いるわけにはいかない。
 二人は、あのフェイトさんとも互角に渡り合った相手へと挑んでいる。なのはさんは、けっして軽くない、疲れきった負傷の身を押して、戦い続けてくれているのだから。
 
「ここ、だああぁぁっ!!」
 
 ──咆哮。紅に染まったジャケットを揺らし、魔導師を打ち払ったエースの叫びに、スバルも呼応する。
 
 大振りの蹴りを、『見せて』。本来の用途以外で自分の魔法を『ぶつける』。
 向き合う。挑む。そんな比喩表現としてではなく、正しくその言葉通りに、自身の持つ戦技のうちで最も射程の長く、最も錬度が高く、そして最も対象に対する被害を抑えることのできる、その蒼き光の筋を。
 
『Wing road』
ウイングロードには……こういう使い方もあるっ!!」
 
 スバルを空へと運ぶ道。スバルが駆けるための、その道。それがウイングロード。ゆえにその発動と形成はスバル自身よりもずっと遠く、疾くなければならない。
 すなわち──スバルの持つ魔法の中で最速。かつその射程は最長。そしてその蒼き翼の道は先天固有魔法の名にふさわしく、スバルの手足によって自由自在。
 逃亡を図る戦闘機人に、縦横無尽に追い縋り、ウイングロードの青いラインが距離をつめていく。
 
「ギアアァッ……エクセリオンッ!! とどけええぇぇぇぇぇぇっ!!」
 
 マッハキャリバーに迸る翼の羽ばたきとともに、その加速度は飛躍的に増加していく。
 
 狙うのは、聖王を抱えた右腕。ウイングロードの衝突による物理的衝撃は、まさしく申し訳程度。だがそれでいい。
 目的は、敵の撃破でも、その右腕の切断でもなく。 ただ相手の腕の中から、聖王を解き放つこと。
 
 ぶつけた光の道の衝撃で、小さなその身体を捕らえる右腕から、王の器を跳ね上げて空へと舞い上がらせる。
 
「しま……っ」
「今です!! なのはさん!!」
 
 ここまでが、蒼き翼のなすべき仕事。同時にここからは、桜色の輝きがなすべきこと。
 今度はスバルが、眼前の敵を足止めする番だ。
 
 桜の羽根が、風に舞う。 残滓を散らし、鮮やかな色を空に溶かしながら。
 王の舞った放物線は下、降を描き。今まさにエースの白き衣と交わらんとしていた。
 
*   *   *

 やれやれ、と思った。
 所詮は、戦闘機人。駒か、と。
 動くのはやはり、君主たる者の宿命か、と。

*   *   *
 
 そして、追いすがる魔導師をバインドにより捕縛し、振り切り落下させて。
 
 エースの伸ばした腕はたしかに幼子の身体を受け止めた。少女を抱えゆりかご上へと静かに降り立つ己が師の姿を、スバルもはっきりと眼にしたのだ。
 隠し切れない安堵の表情で、顔をあげ。上空のスバルに向かい少女が無事であることを伝えるべく、彼女は小さくサムズアップまでしてみせた。
 
 膝を折って蹲った師の前に、スバルもまたゆっくりと、ゆりかごの装甲板へと降下し、着地していたのだから。
 幼子を抱えた彼女と同じく、安堵の意を心中に、ほんのひとときとはいえ湛えていたのだ。
 
 ──なのに。だが。

「なの……は、さん……?」
 
 直後に、流星が閃いていた。

 星の輝きは重力に逆らい、本来煌くべき先の空を目指すがごとく、あたりまえのように、まっすぐと天高くのぼっていく。
 
 その輝きが放たれた、少女の掌から。
 少女を抱え座す、エースオブエースの肉体それそのものの天元を貫いて。
 
 スバルには、一瞬なのはが立ち上がりかけたように見えた。そして、すぐにそれが撃ち抜かれた衝撃による、煽られた身体の上昇の慣性だということに気付いた。
 
「あ……?」
 
 なのはは、踏みとどまる。その腕の中から、少女は降り立つ。怪我ひとつありはしない、己が二本の足でゆらぐことなく、しっかりと。
 
 少女は、一言も発しなかった。そして、更に掌をエースの胸元へと掲げ押し当てる。
 
 また、星が輝いた。一条、二条。──三条。四条。いや、もっと。もっとだ。
 天目指す彗星は流星群となって、はじめの一条に続く。 まるで星雨が、もときた故郷に巻き戻されていくようだった。
 
 スバルも。おそらくなのは自身さえもが、身体を硬直させたまま何が起こったのかを理解できなかった。
 理解できぬまま、なのはの身体は躍っていた。自分自身以外の力によって、微細に。撃ち抜かれるたびに。
 
 そんな彼女らをさしおいて、星々の煌きは空に伸びる。
 焼け焦げた創傷から漂う肉の生々しい臭気を、なのはどころかスバルの鼻腔にまでたやすく届けながら。
 
 微動だにせぬエースの身体を、くずおれる暇もなく星の光は次々に貫いていく。
 赤い。赤い雨をまばらに、ゆりかごへと降らせて。彼女自身がこの長い戦いの最中に落とした赤の、既に乾き黒ずんだ水溜りを再び紅色に塗り替える。
 
 逆戻しの雨が、止んだ。流血の雨に混じって、千鳥足のまばらな足音がゆりかごを打った。
 
「いままでありがとう、エースさん」
 
 少女の声のほうが、少しだけ早かったろうか。最後の流れ星が、天空へ奔った。
 くの字に曲がり空に舞った師が、自身の取り落とした不屈の心に弱々しく伸びているのを、スバルは見た。
 
「おつかれさま」
 
 星の光に、エースが砕かれる、その様を。
 
 
(つづく)
 
− − − −
 
次回からたぶんよーやくスバル完全主人公(長かったねここまでごめんね)