有明の皆様、お疲れ様です。

 
今年の冬こそはどーにかやりくりして行きたいなぁ。
にしても直前で色々ありまして今回は会場にはいかないながらも心臓に悪かった。
 
>誤字指摘>あのシグナム服隊長<副ですよ
おおうっ。訂正しておきます。
 
>映画バッテリーがやってんですがこれ観たらまた640さんが触発されそう、と無茶振りしてみる(マテ
んー、バッテリーは見るとしたら最初に原作読んでから入りたいですな。
 
>八神家+nanoちゃんによる副音声収録マダー?(コラ
京都帰ったら一発目の更新がどうでしょうになるかと。
 
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と、んでもってカーテンコール更新します。プロットからちょっと乖離してきてさあどうしたもんかと焦りつつ(汗
いや、スバルたちが勝手に動いてしまいまして(汗
夏コミ後の方はゆっくり戦利品眺めつつでも、そうでない方もごゆっくりどぞー。
 
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 二丁拳銃が、内部で炸裂する圧縮魔力弾丸の音を漏れ出す排気の煙とともに、その駆動を見る者聞く者へと伝える。
 カートリッジの左右同時ロード。彼女の手にある意志持つ拳銃の銃口ははるか先。スバルの本来目指すべき場所へとまっすぐに向けられていた。
 
「呆けてないで、するべきことをする!! いいわね、話はあと」
「ティア」
 
 ウイングロード上に降り立ったガンナーの言い様は、旧知に対するものとして聞きようによっては薄情かつ淡白にも聞こえかねない。
 だが、二人の間はそれで十分。自身よりはるか彼方、後方の目的の場所へと定められた彼女の照準に、スバルはただ強く頷き、踵を返し。
 駆ける。伸びた翼の道を、振り返りもせずただ。
 
 そう。それでいい。念話も声もなかったけれど、親友の向けた背中に、無言の言葉をティアナは投げる。
 
「ノーヴェ!! あんたも行く!! とっととしなさい!!」
「お……おお!!」
 
 射手は更にもう一人の疾駆者へと指示を飛ばし、かつての相棒のあとを追わせる。そして自分は、別回線を彼女らの姉妹へとあわせる。
 
「ギンガさん、聞こえますか」
『ええ、ティアナ。こちらでも識別信号は確認してる。救援に感謝するわ』
「ありがとうございます……じゃあ、確認ついでにもうひとつ。ディエチの砲撃指揮、あたしに委譲してください」
 
 ディエチの? という表情と声とが返ってくるのは予測済み。射手にとって必須のマルチタスク技能を遺憾なく発揮し、ディエチも彼女は呼び出す。
 
「ええ。ふたりでスバルたちの行く道に……でっかいの撃ち込みますから!!」
 
 
魔法少女リリカルなのはstrikers 〜Curtain call〜
 
第十五話 諦めないほうが、奇跡にもっと近づくように
 
 
 意識が、遠のいた。また、ではない。一層。更に。はるか彼方の白一色の無為の世界へと、遊飛しそうになる。
 血だ。血が、足りない。ブラスターの反動は、それ自身によって強化された魔力により負傷を癒しながらも内部から肉体を切り裂きかきむしっては傷つけていく。
 
 そんな、背反した矛盾の中、なのはの戦いは続く。
 
 レイジングハートが、指先から落ちそうになる。足りない血が更に噴き出すのも関知せず、唇をきつく噛みなのはは意識も愛機も、その腕に保持し続ける。保持するのをやっととして──思わず、蹲る。
 
「あらあらぁ、悪魔さんもそろそろ限界のようですねぇ……陛下ァ?」
「!!」
 
 だが、まだだ。まだ屈せない。屈するわけにはいかない。
 四番、その名を持つ戦闘機人から、彼女らにけっして奪われてはならないものを取り返すまでは。
 
「その子、をォっ!!」
 
 ブラスター、3。一層に跳ね上がる負担は承知。しかし今は、この力が必要なのだ。なのはにとって、上空に浮かぶ戦闘機人が腕の中に囚われた『器』たる少女を助け出すという、その行為のために。
 
 なのはのもうひとつの手足として、ブラスタービットが舞う。
 
「その子を!! ヴィヴィオのときのようには……『聖王』には!! させないっ!!」
 
 ストライクフレーム、展開。なのはの意を受け意のままに、先端に配された砲口としての小型の宝玉から細くも濃密なエネルギーの凝縮された魔力刃が伸びる。
 
「なにっ!?」
 
 撃破する必要はない。抑えるだけでいい。なのはの指令は、四つの機体に伝わり。音速機動の戦闘機人へとそれらは殺到し彼女の両手足の刃へと打ちかかる。
 機動力の要と、攻撃の要。兼用ゆえ、翼のごとき光の刃は封じられれば対象への追撃を不可能なものとしてしまう。
 そのなのはの予測どおり、読みどおりに間断なく飛来し襲いかかるブラスタービットたちにより、ひとりの戦闘機人はその迎撃への専念を余儀なくされていた。
 
「邪魔だァッ!! ……ぬ!?」
 
 振り払いにかかる。しつこく、ブラスタービットは追いすがり四肢へと殺到する。
 
 何度弾かれようと、吹き飛ばされようと。それが、戦闘機人の速度にロスを生む。それだけで、なのはにとっては十分。
 青髪の戦闘機人の四肢に組みついたまま、四機のブラスタービットはそれぞれを起点に半透明な魔力の膜を生み、彼女の全身を覆うように張り巡らせる。
 
 クリスタルケージ。相手を捕らえたそれが破られる前に、なのはは駆け抜ける。全身の激痛を、堪えながら。
 
「次ッ!!」
 
 既に、前方からは次の熱源が迫っている。ブラストレイ──その光芒を、渾身のエクセリオンバスターで相殺しエースは再び空に昇る。
 
「フリード……少しだけ、痛いからね……!!」
 
 立ち塞がる白竜と、対峙するために。
 これから彼を傷つけるであろうことを、なのはは心中において詫びた。
 
 白き暴竜、自身へ。そして彼の本来の主たる、桜色のローブの少女へ。
 
*   *   *
 
「なるほど。天井と床をつくってやるってことだね?」
 
 ISで精製した、ガジェットたちのメインカメラを使用不能に追い込むチャフグレネード弾を排莢しつつディエチはティアナの提示した砲撃に応じる。
 金色に染まっていた両目を、元来の色へと戻し。IS、停止。かわりに足元へは魔力による魔法陣を展開する。
 
 フェイトさんに、こっちに向かうよう言われて来た──そう最初に前置きしたティアナの指示は、ディエチにも的確であると思えた。
 
「イノーメスカノン改、IS駆動から魔力駆動へ。『ディバインカノン』モード」
 
 サブグリップを引き、照準付近のランプを黄金から赤へと変化させる。ほどなくして、グリーンの発射可能信号へとその色はもう一段変化を遂げる。
 
 状況と、機能に応じてISと魔力とをそれぞれ選び切り替えられる。これこそが管理局にて改装・改修を受けたイノーメスカノンの、新しく得た特性。
 イノーメスカノンの名を残し、かつ新たな能力へと師にあやかり名付けられた神聖の名を持つこの巨砲が、今のディエチの愛機だ。
 
「OK。あたしはスバルたちの上を薙ぎ払う」
 
 スバルとノーヴェのひたはしる、天空の道。それらの弱点はふたつある。それは、真上と真下。
 前後左右は問題ない。彼女たちの実力なら自前の射撃で不足することなく対応できるはず。だが上は、飛行の出来ぬスバルとノーヴェ、それゆえウイングロードにエアライナーという『道』を必要とする二人には届かぬ範囲がどうしても生まれる。また、形成された一本道を走っているがために、道そのものが障壁となり真下も同じく死角となる。
 
 ならば、そこを塞いでやればいい。ティアナからの提案は簡潔にいえばそういうことだ。
 照準を、スバルたちの向かう先の空へ。射程と貫通力に優れた一撃で、そこを薙ぎ払いガジェットたちを排除する。
 
「ディバインバスター、チャージ」
 
 同じ名の技を、同じ人物から受け継いだ仲間を師のもとへと行かせんがため。
 本来の使い手であるエースオブエースを助けるために、ディエチはスバルのものとはまた違った形の一撃──高町なのはその人のものと同じ様態のそれを術式として組み上げた砲身を持ち上げた。
 
 そして、ティアナの次の指示を待った。
 
*   *   *
 
 普段無口なくせをして、こういうときはなかなかにおせっかいなものだ、うちのデバイスは。
 
『Is the Blaze mode used?(ブレイズモードを使用しますか?)』
「まさか。このくらい今のままでやってみせるわよ」
 
 もちろん、全力は出す。けれどまだ、切り札を出すような場面じゃない。
 
 きっと、なのはさんならそういう判断を下す。フェイトさんも、多分同じだろう。
 ブレイズはよくもわるくも威力と精度に重点を置いている。──反面、燃費が悪い。結界の中がどうなっているかわからない以上は撃ってすぐにガジェットの迎撃をしつつスバルたちを追いかける必要がある。その点では、この一撃のみに全精力を注ぎ込んで動きが取れなくなるわけにはいかない。もちろん無茶をすれば動けるけれど、それは絶対的に必要とされる無茶とはいえない。
 
 とすれば、この状態で使用可能な砲撃。必然、選択肢は限られてくる。ならば──、
 
『What went wrong?(どうかしましたか?)』
「……ふふっ。いや、なんでもない。ディエチももうとっくに準備は済ませてる。いくわよ、クロスミラージュ」
 
 帰結した選択肢、その砲撃魔法の登録名に、こんな状況にもかかわらず思わず口元が緩んだ。
 
 ──前になのはさんの前で使おうとしたときには、派手に叩き落されたっけ。
 
 その思い出は、苦くもあり、自己に対する戒めでもあり。また同時にいまとなっては懐かしき記憶でもある。
 あのときのようには、いかない。今度はきちんと、撃ち抜く。
 
「“ファントムブレイザー”。いいわね」
 
 その砲撃で、師を救出するための一矢を生み出す。現在の、彼女に学ぶ教え子たるディエチとともに。
 
 スバルが、助けようとしている彼女を。ディードと二人、自分たちをここに向かわせた上司から頼まれた、エースの身柄を取り戻す。
 きっちりとスバルたちを援護して、なのはさんを助け出して。そうしたら、ちゃんと見てもらおう。あのときよりも、六課にいたころよりも。ずっとずっと成長した自分を。彼女のもとを離れてから描いてきた、ランスターの弾丸の軌跡を。
 
「ディエチ」
『いつでもいい』
 
 さあ、ぐずぐずはしていられない。
 ウイングロードだって、スバルの走り去ったあとにずっと悠長に残り続けてくれるわけではないのだ。
 敵を、排除し。そして道が消えてしまわないうちに、自分もウェンディやディードとともに、彼女たちを追いかけよう。
 
*   *   *
 
『ディバインバスター』
『ファントムブレイザー』
 
 開きっぱなしの回線から、声が聞こえる。
 それは、親友の声。姉妹の声。背中を安心して任せることの出来る、確かな信頼のおける射撃手たちの声だ。
 
『『シュ────トッ!!!!』』
 
 橙の閃光が。紅の輝きが。頭上と足元、二筋の軌道で背後から一気に自分とノーヴェを追い抜いていく。
 
 追いついて、追い抜いて。到達し飲み込んでいくのはガジェットの大群だった。あるものは直に魔力の光柱へと巻き込まれ、その破壊力の前に押しつぶされるように爆発し。
 またあるものは飛び散る魔力の粒子の飛沫を浴びて機銃弾でも受けたかのごとく微細なアナを穿たれ墜落していく。
 
 その合間を縫ってこちらに攻撃を仕掛けてくる機体など、ほぼ皆無に等しかった。時折現れるそういったイレギュラーも、ガンナックルとリボルバーナックルから放つ射撃が取りこぼすことは無い。
 
「どけえええぇぇぇっ!!」
 
 学習したか。回りこむように後方より現れた飛行型を、肘打ちに仕留める。ほぼ同時にノーヴェも、膝で一機を粉砕していた。
 
 近づいてくる。巨大なドームの形をした、結界が。
 砲手二人の創り出した屋根と床との上を、翼の道で駆け抜けて赤と青の姉妹はそこを目指す。
 そして今、それは目前まで迫っている。
 
 左右に現れた敵を、両腕の裏拳で同時に空き缶のように凹ませ、弾き飛ばし。踏みつけによって前方の最後の一機を砕き潰したノーヴェに、合図を送る。
 跳べ、と。
 
「ここ、だあぁぁぁっ!!」
 踏み切りのタイミングは、ぴたり同じ。ウイングロードに頼るのは、ここまでだ。
 
「ノーヴェっ!! あわせてっ!!」
「おおおっ!!」
 
 水色のスフィアを保持した右拳を、視界一杯に広がる分厚い障壁に向かい叩きつける。ノーヴェの回し蹴りが、彼女の魔力を一杯に伴ってその手甲へと叩きつけるように重ねられる。
 
 もっていけ。ありったけを。二人同時に、スフィアへと魔力を注ぎ込む。
 
 ティアナとディエチの砲撃が、なぎ払ってくれた。
 ディードとウェンディが、それぞれのもてる技で露払いをしてくれた。
 だから、自分とノーヴェも。二人でやるのだ。二人でこの邪魔な結界を打ち砕く。
 
「ディバイイイイィィィィンンンッ!!」
 
 紅と蒼と。二つの力が一点に交じり合う。引き金を──術式を開放するスバルの瞳は、妹のそれと同じように……黄金へと輝く!!
 
「バスタアアアアァァァァッ!!」
 
 二つの魔力が、開放される。振動のうねりが、叩き込まれる。
 本来の、砲撃のようには進まない。結界のエネルギーとバスターの噴流とが干渉しあい、せめぎあっては目も眩むほどの火花を散らす。
 
 硬い。分厚い。壁がどこまでも、自分たちの行く手を遮り続けるのが神経の帯びる痺れと鈍痛を通じて実感される。
 
「ぐ、ううううぅぅぅっ!! このおぉぉっ!!」
「堪えてっ!! 堪えろぉぉぉっ!! ノーヴェエェェッ!!」
 
 ジャケットを、焦がす。叩きつけたデバイスが、己が肉体が軋む。荒々しいまでの気合が声となり、妹への叱咤へと昇華する。
 
 こんな壁が、なんだ。苦痛が、なんだ。この先には、この壁の向こうには──大切な人が、待っているんだ。
 遮らせはしない。必ず、まかり通る。砕けろ。──砕けろ!!
 
「こん……のおぉぉっ!!」
 
 振動破砕の威力は、自分自身にも反動で返ってきている。おそらくは、右足をあわせているノーヴェのほうにも伝播して彼女を傷つけている筈だ。
 だが、まだ。まだ堅牢な眼前の壁は強固なまま変化の兆しを見せない。身を削る攻撃は、相手を打ち破れていない。
 
「これならぁっ!! どうだあぁぁっ!!」
 
 そう長くは、続けられない。すべきは時間をかけた継続ではなく、一瞬かつ一点集中の、突破。自分たちにはそれしかない。その意識がスバルの身体を動かす。
 
 バスターを放ち続ける右手はそのままに、左手にスフィアを形成し。
 半ば素手に近い左の掌がそれにより傷つくのは承知。その上で、バスターの密着地点へと続けて叩き込む。
 
 もう、一発。渾身の一撃を、くれてやる。
 
 左右両腕による、零距離からのディバインバスター、捨て身のツインシュート
 ジャケットのフィンガーレスグローブが焼け焦げ千切れとぶ。左手の皮膚が裂けては鮮血を噴き出す。内部機構や関節も異常発熱を起こしている筈だ。
 
「いっけええええぇぇっ!!」
 
 しかし──それだけの代価は、あった。
 ひとかけらの亀裂が、結界の表面へとついに刻まれ始めていた。
 
*   *   *
 
 諦めない。絶対に、諦めてはならない。それがなのはの、戦場における哲学。自分自身に課す、誓い。
 
「く、うううぅぅっ!!」
 
 フリードの破壊力は圧倒的だ。だが巨体ゆえ、小回りがきかない。
  
 完璧でつけいる隙のない戦闘者などいないのだ。彼の場合は、そこがなのはの狙うべき場所。
 上空へ回り込み、首を掴み。激しく暴れるその動作に振りほどかれそうになりながらも、離さない。強引に、その長い首筋にしがみつく。
 流れ落ち、飛び散る紅が竜の白い体に斑点を刻む。なのはがしがみつくのはフリードの身体だけではない。自分自身の意識にも。けっして失わぬよう、必死につなぎとめ続ける。
 
「ごめん」
 
 右腕で、身体を白竜に密着させながら。その頭部に向けてレイジングハートを構える。
 
「ちょっとだけ、眠ってて!!」
 
 竜の頭部を、ショートバスターで狙い撃つ。
 撃破するためでなく、無力化するために。その頭蓋骨の内側にある脳を衝撃で打ちすえ、揺さぶり意識を奪う。
 命中の直後、竜の双眸から光が消えた。そしてふらふらと、なのはのしがみつくその巨躯は重力のままに下降をはじめる。
 なのはが離れ、竜の身体がゆりかごへと落着したそのとき。クリスタルケージに囚われていたトーレがその外壁を打ち破った。
 
 正面に、眼鏡の戦闘機人──クアットロ。
 左右を残る二人の戦闘機人が囲み、後方に裏切りの魔導師がまわる。たしかに敵は一人減った。しかし、また一人戻ってきた。
 
 これでもまだ四対一。
 
「トーレ姉さまが戻るまでには、間に合わなかったようですわねぇ、悪魔さぁん?」
「……どうかな」
 
 だが、なのはの顔には不敵な笑みがあった。そして直後──粉砕音が、その場に響き渡った。
 
「間に合った、みたいだよ」
 
 せきとめられていた周囲の空気が、一気に吹き抜けていく。四方を囲む四人の敵は、一斉に風の向かうその方角に視線を注いでいた。
 なのはだけが、見ていなかった。見るまでもなく、その理由がわかっていたから。
 結界が、砕かれた。その、意味を。蒼と紅、螺旋のごとく弧を描く空の道を翼としてこの場にたどり着いた少女たちのその存在を。
 
 なのはは、知っていた。そして信じていた。
 
なのはさんっ!!」
 
 これで、三対四。ひとりぶんくらいの戦力差ならば、埋めてみせる。自分たちなら、埋められる。
 
「遅かったね、スバル」
 
 張りのある声に対し、返す言葉は短く。
 左手を血に染めた教え子に、着衣を血に染めた師はそういって笑った。
 
「さあ、行こうか」
 
 ここからは、耐えるだけじゃない。こちらから、押し返す番だ。 
 
 
(続く)
 
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