次期連載予告
に、なるか嘘予告になるかは一次創作次第ー(ぉ
というわけで、現在プロット製作中のお話の予告編でございます。
とある世界観とのクロスものなんですが、何とのクロスになるのかこの段階でわかった人、ぜひお友達になってください(ぇ
とりあえず新刊バナーぺたり。いや、予告とはなんも関係ないけどw
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続き読むから予告でさー
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「ああ、覇王閣下。ようこそ、おいでくださいました」
いつの間にか、当たり前になっていた日常。
管理局の一員となって。聖王教会の庇護も、懐深く受けて。──たぶんヴィヴィオさんも同じようにいつか、わたしに続くことだろう。アインハルトはおぼろげに、そう思う。
「『三なる虚無、落とし子を先駆者とし出で来ん──……』?」
そしてその日常の最中に、彼女は呼ばれる。
いや。『彼女たち』は。
ある日突然に──それぞれに。
「ちょっと待った」
「ヴィータ教官?」
「そいつはつまり──もう、自覚してんだな? お前ら自身。この国の住人が、どっかでこの国がもう、永くないってことを」
ある者たちは、滅びゆく帝国群へと。
「一体あんなのが、いくつあるんだ? ──バルディッシュ」
『Zamber form』
またある者は、鋼に満たされた、箱庭の世界へ。
「シャマルか? ここで一体何を」
「治療よ。……見ての通り、あまり芳しい状況ではないけれど」
あるいは、戦乱に揺れるふたつの世界に、希望の船とともに明星とならんがため。
分かたれた、五つの世界が。氷河の支配が。砂漠の大地が、彼女らを呼んだ。
それぞれの場所、時代へとストライカーでありエースである彼女ら、彼らは『呼ばれた』のだ。
アインハルトの場合は、竜の巫女と──そして、王の従者たる、双子とともに。
「ディードさん、その子は?」
「教会の敷地内で、拾ったんです。親とはぐれたのか……放っておけなくて」
三つの影と、対峙せしめん存在として。
「兄弟戦争。ちょっと、もう少し詳しく調べてみようと思って」
「わたしたちも、お手伝いします」
覇王はゆく。次元の混乱の中を。時として開かれる、未来の幻視の中を。
エースたちは集う。手に手に、いくつもの伝説をとりながら。その力を、我がものとしながら。
ストライカーたちとの合流を、目指す。
「あなたの、名前は」
「……それだけ?」
それを望む者が一体誰であるかも、知らぬまま。
その者たちのもつ『ともし火』を、唯一の目印とでもするかのように、ゆく。
五色の伝説竜とともに戦場へ立つ。
「いくよ、ルーちゃん!」
「もちろん。さあ、行こうか、『世界喰らいの──』……!」
「さて」
「久々に、いくか。テスタロッサ」
──その手には、剣を。選ばれし者が刃と、世界薙ぐその切っ先を、雷光と烈火は構えて。
「なのはさん」
頷きあった師弟の手より、五つの宝石が虚空に舞い上がる。
瞬間、アインハルトは強く強く、抱きしめる。そのはかなくも眩い、黒き睡蓮の輝きを。
「あれが、虚無」
──次期連載、プロット鋭意製作中!
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さあ、元ネタがわかった人は「あれだろ」とぶちこんでみよう