おめでとさんです。

 
 
「こんばんは。アリシアです」
「フェイトです。どうぞよろしくお願いします」
 
二人の少女が、テーブルに向かい合うように座っている。
随分と着飾った、盛装である。
 
「今回は、4の422さんがご結婚なさるということで、お祝いコメントをということなんですが……」
「うちの作者、その報を聞いて二十ン歳で未だ学生兼アルバイトの、彼女さんと身を固められない自分の
 甲斐性のなさに絶望してひきこもってしまいまして(半分ガチですorz)、代わりに私たちが」
「祝福させていただくことになりましたー」
 
ぺこり、と頭をさげる。
ちなみにしゃべっているのはアリシアとフェイトが交互である。
かわりにやらせてごめんよ、二人とも。
 
「と、いうわけで」
「ヘタれの640に代わりまして、4の422さん、本当に」
 
せーの、でふたりは呼吸を合わせる。
 
「「おめでとうございますっ!!」
  
*   *   *
 
……かっとなってやった、今は反省している
 
いやほんと4の422氏、おめでとうございます。
お祝いの言葉に代えて、こんなものでなんですが。by640