ということで・・・。

 
某所でのssチャットにて書いた作品の全年齢版(でもないかも。でもこのくらいだったら昔は普通にゴールデンでやってたよなぁ)を投下します。
エロパロ板に完全版投下しようかとも思ったんですが、自分は引退した身ということで。
その辺の線引きはきっちりしないといけないと思いますし。
てわけでいきまっす。・・・完全版はそのうちコピー本にでもすっかなぁ。リリマジ3は無理だけど。
 
↓↓↓↓
 
 
 
 
その日。せっかくだし送りますよ、というヴァイスの提案をシグナムは受けることにした。
 
陸上本部から再建された六課隊舎まで、ヘリならば十五分程度で済む。
ただし今日はそうもいかない。シグナムもヴァイスも、私用で本部を訪れていたからこそ。
故にそう長くはない道のりを、二人を乗せた車は早すぎず遅すぎず流れていく。
もちろんヘリと車とでは勝手が違うことはわかっているけれど、そこはA級ライセンス保持者。
ハンドルを握るヴァイスの運転は助手席に座っていてどこにも危うげなく、快適そのものだった。
しばらく道を走ったところで、ふとシグナムが口を開く。
 
「しかし、お前が一人で地上本部に顔を出すとは珍しいな。一体どういう風の吹き回しだ?」
「ひどいなー、姐さん。人を不良局員みたいに言わないでくださいよ」
「違うのか?」
 
破顔しつつ、ハンドルを切るヴァイスはダッシュボード上の茶封筒をシグナムに示す。
手にとったところで、八年来の部下は中身が何であるかを彼女へ告げる。
 
「返納してた陸戦魔導師資格の、再取得書類と要綱っす。これもらいに行ってたんですよ」
「……ほう?」
 
曲がった先の信号は赤。軽い揺れと共に、二人を乗せた車は停止する。
 
素直に、喜ばしいことだと思った。実力はもともと十分にあるのだ。
ヘリの操縦技術だって一人のパイロットとして申し分ない以上のものを持っているが、やはり本来の技術を埋もれさせておくというのは惜しい。
 
「復帰するのか?本格的に」
「やー……ひとまずは、二足の草鞋ってとこすかね。あくまでメインはヘリパイロットっす」
 
だが、ヴァイスの答えは歯切れ悪く。それを聞いて、シグナムはおや、と思った。
せっかく再取得を目指すというのに、少々もったいないことを言うものだと。
 
「何故だ?お前なら復帰してもすぐに第一線でやっていけるだろうに」
「その自信はまあ、えらそうにもあるつもりですけどね。……ただ」
「ただ?」
 
問いかけ続けるシグナムに、なおも言いよどむ。
 
「……愛着あるんですよ、ヘリパイロットの仕事。その、色々……ありましたから」
「……? ……まさか、お前っ!?」
 
何故か彼は照れくさそうに、頬を掻いていた。
そしてシグナムもまた彼の言った「色々」の内容に思いを巡らせてみて、ひとつそれらしきものに思い至る。
 
思い至ってつい──柄にもなく、オーバーなリアクションでシートベルトをつけたまま、ドアー側に後ずさっていた。
 
「……その、まさかっす。ほんとシグナム姐さんには感謝してます。それに……俺。まだ、諦めてませんから」
 
 
魔法少女リリカルなのはstrikers −空へ導く篝火へと−
 
 
−六年前−
 
「……ヴァイス?私だ。入るぞ」
 
部屋の中に明かりはなく、ただ暗がりが広がっていた。
またか、と思い踏み込んだ足元には転がっていた清涼飲料水の空ボトルが当たる。
 
「ヴァイス」
 
管理局の所有する、男子局員用の独身寮。
仕事を終えたシグナムが買い込んだ食料品を片手にここを足しげく訪れるようになったのは、ほんのここ数日のことだ。
彼女がこの場に目的として訪れた存在は、ベッドへと腰をおろしていた。だが、反応は一切ない。
 
……ヴァイス・グランセニック。暗がりの中の部屋の隅ので一人俯く青年──シグナムにとっては部下である彼こそが、この部屋を訪れた理由。
 
「無断欠勤、8日目だぞ。いい加減に出て来い、部隊の皆や隊長殿も心配している」
 
ガラスと金属で組まれた座卓上に買ってきた品物を入れたビニール袋を置きながら、語りかける。
一応、食べるだけは食べているようだと、食い散らかされたままの弁当がらに目を落とす。
 
彼は、シグナムの所属する部隊において後方からの支援射撃を主たる役目とするスナイパー……狙撃手を担当していた。
それも、少ない魔力でありながら確実に標的を射抜き任務をこなす、正確そのものの射撃の腕で絶対の信頼をよせられたエースの一人。
彼が後ろから撃っているからこそ部隊員たちは前に出ることが出来、隊長から前線指揮を任されることの多いシグナムも彼らに前進を命じることができたのだ。
 
そんな彼に悲劇が訪れたのは、ほんの一週間ほど前のこと。
指名手配中の次元犯罪者が都市部の一角に追い込まれ、その道中に一人の人質をとるという事件が発生した。
それだけならばいい。
 
だがあろうことか、その人質こそが彼、ヴァイスの妹──ラグナ・グランセニックであったのである。
 
電灯のスイッチも点けず、物が投げ散らかされた部屋を見回すにつけ、シグナムは思う。
あのとき、やはり止めるべきだったのかと。感じた不安に、素直に従うべきだったのかもしれない、と。
後悔の二文字は、彼女にもあった。ヴァイスに犯人の狙撃を命じる隊長の言葉に、異を唱えることの出来る位置に自分はいたはずだ。
止めなかったのは、彼の腕ならばまず失敗することはないと信じていたから。
たとえ肉親が巻き込まれた事件であったとしても、彼ならばやり遂げると。
 
だが、実際はどうだ。いかに冷静な狙撃手とて、身内の危機ともあれば動揺しないわけがないのだ。
根拠のない信頼に押し出された魔力の弾丸は、犯人の得物を叩き落すどころか。
僅かな手元の狂いと、犯人の乱暴な動きによって、彼の妹自身の左目へと吸い込まれていったのである。
 
「シグナム姐さん……」
「副隊長と呼べ、といつも言っているだろう」
 
その結果が、これだ。憔悴しきった顔を俯かせ呟く青年の姿に、シグナムは苦々しい思いを抱かずにはいられない。
 
「なんで、こんな役立たずのとこいるんすか。俺……もう、駄目だってのに」
「駄目?」
「そうっすよ。俺……握ってみたんです。相棒を……ストームレイダーを……っ」
「おい、ヴァイス?」
 
彼は震える掌を見つめ、頭を抱えていた。
シグナムが肩を揺すろうと、一向に意に介そうとしない。
血走った不眠の虚ろな目が、苦悶と悔恨に急激に見開かれる。
 
「ヴァイス」
「持っただけで、吐き気がこみ上げて……病院の、先生の、言葉おもいだして……っラグナの、ラグナの目ぇ……」
「おい、落ち着け」
 
軽い、錯乱状態なのか。内心に彼女自身動揺を覚えながらも、隣に腰を下ろし背中を擦ってやる。
 
「あいつの目は治らない……俺が、俺が……この手で……っ!!」
「落ち着けと……」
「俺なんか!! もう魔導師も、武装隊も……」
「ああ、もう!! 落ち着け!!」
「っ!?」
 
とっさに思いついた方法は、頬を張るか、もしくは──。
 
しかし前者は昨日やってみて無駄だったことを知っている。そのときはただ、彼が気の済むまで語るに任せるしかなかった。
 
この瞬間、シグナムの肉体を動かしたのは今朝の記憶。
大好物の甘く焼いたはやて特製卵焼きを巡って喧嘩するヴィータとリインを大人しくさせたはやての行動だった。
主が見せた動きを、そのまま記憶の通りにトレースする。
 
「シグナム……副隊長?」
「あ……いや。その。少しは……落ち着いたか?」
 
そしてやってみてからはたと気付く。
何故に自分がこのようなことをやっているのだろうか、と。
 
胸の下に、彼女はヴァイスの俯く頭を抱き寄せていた。
不思議とそうすることで、はやては末の子二人を大人しくさせていたから。
同じ事を、彼女はとっさの勢いでやっていた。
 
「わ、私にも……お前に引き金を引かせた責任があるからな。落ち着くまで……こう、しておいてやる」
 
言い訳じみた言い方だと、シグナムは言っていて自分で思った。
だが、彼は振り払おうとも、そのまま動こうともしなかった。
……いや、むしろ。
強く、強く。腰へと手を回し、抱きしめ返してくる。
 
「お、おい?」
「……すんま、せん。けど……もう少し、だけ……っ」
 
二年間という長い付き合いのシグナムも、彼が泣くところをはじめて見た。
しかしそれを、軟弱、女々しいなどと断じることは出来ない。
 
どんな叱責も厳しい条件の任務にも、飄々として当たっていた彼が自分の身体に顔を埋め、震え男泣きをしている。
彼の入隊以来、時には教育係、時には上司として長く深く接してきたシグナムですら、そんな姿を見たことはなかったのだ。
 
それほどに、血を分けた妹を自らの手で、自らのミスショットによって撃ったという事実は堪えているのだろう──……。
 
「……好きにしろ。気の済むまで」
 
彼の頭を抱いたまま、再びその隣に座るシグナム。
声変わりをする前から聞いている彼の声が、嗚咽となり心臓に直接響いてくる。
無論プログラムの自分には、体内のそれが擬似的なものでしかないことは承知の上。
だが、紛れもなく胸の中に吸い込まれるその泣き声をシグナムは、確かに身体の中心で聞いていたのだ。
 
嗚咽を、ひとつも逃さぬよう。自身の豊かな胸に、シグナムは彼を受け止め続ける。
 
「泣いていい。泣いていいんだ」
 
自然に、身体から余分な力が抜けた。
彼を抱えたまま、ゆっくりと背中が後ろへ倒れていく。
セミダブルのベッドが、二人分の体重にわずかに軋んだ。
  
「少しでも楽になるなら。お前は泣いていい」
 
*   *   *
 
そのまま、どれくらいそうしていただろうか。時計も見ずにいたし、部屋も暗かったしでよくわからない。
ただ、シグナムは考えていた。
自分はこの青年にここから、何をすればいい。何をしてやれるだろう。
長年の上司──いや、同僚。違う。年上の友として。
 
「……シグナム、副隊長。いや……シグナム姐さん」
「……ん……?」
「すいま、せん……俺……こんな……」
「……なあ、ヴァイス」
 
そして、思い出した。
あれはそう、同じくシグナムにとっては部下の、年下の複数の女性隊員たちとと食事中に交わした会話で出た話題だ。
 
「お前は……立ち直れるか?」
「え?」
 
まさに年頃の少女といった性格の彼女らの早口を、シグナムは昼食を口に運びながら聞いていて。
次の瞬間そのうちの一人が吐いた言葉に、聞き返したはずだ。
 
“──そういえばシグナム副隊長も、全然浮いた噂とかありませんよね”
“──は?”
 
自分がそのような言葉を向けられる日が、くるとは思っていなかった。
だから、反応に困った。そして。
 
“あれ、ひょっとしてお気づきになられてません?その反応からすると”
“何が、だ?”
 
曖昧な言い回しにも、若干興味を惹かれた──というか、もったいぶられれば人並みに続きは気になる。
 
“ヴァイス陸曹のことですよ。シグナム副隊長に憧れてるんじゃないかって、専らの噂ですよ。あの軽い性格のわりに、あの人も浮いた噂ないですからねー”
 
出てきた言葉が、それだった。
そのときはただくだらないと思って話を打ち切ったが、あれは。
 
「いや、立ち直れ。私はお前に、立ち直って欲しい」
 
あれが、真実なら。
 
「私は……お前にこのまま終わって欲しくない。だから」
「だか、ら?」
 
己の考えを、シグナムは最低だと思った。
 
あの時の噂話が本当ならば、自分はそれを利用するということになる。
卑怯なのかもしれない。いや、間違いなく卑怯なのだろう。
だが彼に再び立ち上がって欲しい。なにより、彼自身のためにも。
そのために自分に、できることがあるならば。
 
思いながら、それでもシグナムは抱いていた彼の顔を持ち上げ。彼に選択肢を示す。
 
「今夜だけ……今夜、だけだ」
 
即ち、見下ろしてくる形で視線を交わす青年と、唇を重ねた。
深く、深く。そして長く。重ねる以上に激しく、互いの口内を求め合う。
 
二人の肉体がひとつとなるのに、それ以上の言葉は不要だった。
時間も、いらなかった。
 
*   *   *
  
そしてシグナムが次に目覚めたのは、明け方近くのこと。
 
「……ん……ヴァイ、ス?」
「……シグナム姐さん?起きたんですか?」

もぞもぞと動くシグナムに気付き、同衾したベッドの隣でヴァイスが囁いた。
二人とも、何も身につけず。裸のままただ、シーツにくるまり並び横になっていた。
 
「すいませんでした。俺……」
「そんな顔をするな。……その、言い出したのは私だからな」
 
お前が気にすることじゃない。今思うとよくもまあこんな誘いをしたものだ、と。
僅かに頬を赤らめつつシグナムは返した。
 
「気にするくらいなら……戻ってこい。こんなところで腐らずに」
「姐さん……でも、俺」
「なにも魔導師だけが、武装隊にいるわけじゃない」
 
なおも不安げな彼に言って、シグナムはテーブル上に置いた食料品のビニール袋を見た。
そして、シーツの中のヴァイスの手をとる。
 
「前に……言ってたな。ヘリが好きだ、と」
「え?」
 
両手で、撫で回す。男としての骨格が十分に出来上がった、硬いいい手だった。
 
「銃を撃つ以外にだって、この手の使い道もあるだろう?」
 
その手を、シグナムは自分の胸に当てた。
かりそめのものであっても、そこには鼓動がある。
 
彼は、まだ知らない。
シグナムが持ってきた袋の中には、ヘリパイロット資格の取得講習の要綱が封筒とともに押し込まれている。
あとで彼だけが気付くことができるよう、こっそりと。
 
何年も見てきたからわかる。この男は、ただ魔導師しかできずここで折れていく人間ではない。
いつか再び、銃を手にとれる日もきっとやってくる。
それまでこの力強い手を遊ばせておくだけでいるのは彼自身にとってもきっと、大きな損失だ。
 
「私を抱いたように。魔導師以外にも、お前にはやれることがあるはずだ」
「……」
「お前がいつまでも立ち直れないと、妹も立ち直れないだろう?」
「そういう、もんですか」
「ああ、そうだ」
 
身を寄せて、そっと抱いてやる。長年の部下は生意気にも、シグナムの裸の背中に手を回し、抱き返してきた。
 
「……姐さん、もうひとつ。いいっすか」
「ん……」
「俺。俺、シグナム姐さんのこと」
「駄目、だ」
 
彼が言いかけただけで、なにを告げようとしたのか察しがついた。
そして、彼の言おうとしたその中身は決して、受け入れられるものではない。
 
意志や、願いと関わりなく。けっして自分が受け入れることなど出来ない言葉。
だから、声より早くシグナムは彼の口を指先で塞いだ。
話さないほうがいい。理由も聞かないほうがいい。きっとそのほうが彼のためになるから。
 
彼の言葉を、きっと自分は受け入れることはできない。
すべては一夜の夢。そこまでで終わらせるのがベストなのだ。
 
「最初に言っただろう。今日だけだ、と」
 
それが、たった一晩きりの。四年前、二人の間にあった出来事。
 
*   *   *
 
──そして、現在。
 
「諦めて、ない?」
「──ええ。俺、あれからヘリ操縦の免許とって。んで……すんません、調べさせてもらったんです」
 
言ってから、ヴァイスは小さく頭を下げた。
突然ぺこりと曲げられた青年の首に、きょとんとした視線をシグナムは送るだけだ。
 
無論前は見ていなかったが、彼はほんの少し目を離しただけで操作を誤るような下手糞なドライバーではない。
 
シャマル先生や、姐さんが前いた部隊の人とかにも聞いて。それで……なんでシグナム姐さんがあの日俺を止めたのかわかりました」
シャマルにって……まさか」
「ええ……ほんと、すんません」
 
またも、頭を下げる。
自分たちが、人間ではない。主であるはやてとともに生き、死んでいくプログラムであるということ。
説明が面倒なことではあるし、日常生活を送る上でいちいち人に言い広めることでもない。また、その必要もない。
闇の書によって苦痛を受けた者たちや、その子女たちも大勢いる。不用意な他言は混乱を招く──……。
 
故に、ヴォルケンリッター四人の素性に関しては暗黙のうち、他言無用が不文律となっていた。
責めを一手に引き受けてくれている、主はやてのためにもと。自分たちの素性を知る者は局内でもごく僅かのはずだ。
 
だが、彼はシャマルから聞いたといっていた。
あれでいて、ヴォルケンリッターにおける参謀格の口は堅い。
また、突き放すべき相手は突き放せる人間だ。
その彼女の口を割ったとは、どれほど彼は必死であったのだろうか。よくやる……というかやりすぎだ。
 
「……馬鹿なやつだ……その労力、もっと他のことに使えばいいものを」
「でしょうね。でも、やっぱ感謝してましたし。それに、さっき言ったとおり諦めてませんから」
 
苦笑を見せて、ハンドルを切った。
その先にはもう、再建された機動六課隊舎が見えている。
話している間に随分きたものだ。
 
オフィスビルのその前でなにやら騒いでいる、見覚えのある姿4つについても同様に視界に入ってくる。
 
「シグナム姐さんのこと。昔からずっと、憧れてましたから」
「……勝手にしろ」
「あ、ナカジマのやつがなのは隊長にいつも言ってるような意味の『憧れ』じゃないっすからね」
 
向こうでも、近付いてくる六課公用車のヘッドライトに気付いたようだった。
 
スバルとギンガが、簡単な組み手らしきものをやっている。
軽く手を挙げてやると、白熱したその様子を見ていたティアナとアルトが手を振って返してきた。
 
「言わなくても、わかっている。……そのくらい」
 
当たり前のことを、言うんじゃない。
ぶっきらぼうに返したシグナムの声が、開いたウインドウの隙間を抜けミッドの夜空に消えていく。
入れ替わりに、ごん、という小気味のいい音が、隊舎のほうから二人の耳へと聞こえ入ってきた。
 
テンプルへと一発いいのをもらって目を回すスバルと、手加減に失敗して慌てるギンガがいた。
見事なKO劇にやんやの歓声をあげる、アルトとティアナが笑っている。
 
つられて、シグナムも口元を緩めた。
 
──まったく。明日も早いというのに、しょうのないやつらだ。
 
どんな言葉で、どやしつけてやろうか。
ほんの少しだけ副隊長らしいことを考えながら。彼女もまた彼女たち同様、笑っていた。
 
 
 
……end
 
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